12月15、16日に岡山県倉敷市で「吉備真備杯こども棋聖戦」全国大会が行われ、道場から浩人と唯斗が参加しました。
低学年の部で唯斗はベスト8まで行きましたが、優勝した川端君(小3)に敗れました。
大阪代表の川端君は関西棋院の子ども教室に週4,5日通って勉強しているそうです。
関西棋院と言えば、ネット生の菫が院生で、いま菫は院生の6級、川端君はこの級で言うと13級だそうで、アマ六段相当になります。
決勝戦を見たところ、堅く守ってヨセで細かく勝つスタイルで、風雅に少し似ていました。
唯斗の碁は、切れ味鋭いところもあれば、とても弱い手を打つ時もあり、まだ荒削りで、勝負師としても不安定です。
でも小3で、六段くらいで、こんなにまとまっていてはかえって大成は期待できない、と私は感じました。
小さいうちは勝ちやすい碁でまとめるのでなく、もっと大きな碁を打っていた方が良いと思います。プロの世界でチャンピオンになりたければ、です。風雅にもそう伝えています。
大きな大会で優勝することで、子ども自身は自信をつけ、親も心を強くします。更にまわりの評価も得られる。
実績が更にその子を伸ばす、という効果も確かにあります。
でも本当に大事なのは、勝敗だけでは無いのです。この事を指導者と親がしっかり理解するべきです。その子の将来性と勝敗はイコールではありません。
本人が自信をなくさないような、接し方を周りの大人ができれば、その子の可能性を伸ばせると思っています。
高学年の部で浩人は、2回戦で準優勝した子に負けました。
関東で比較的名の通った子ですが、この子も消極的な碁でまとめていました。浩人が負けた碁は浩人の良い所が出ませんでした。守りすぎでした。
大きな試合で、強い相手に勝ち抜いていくためには、怖がっていては勝てないと思います。前に出る、相手を強く押す気持ちを持たなくては。
浩人は元々地をとって逃げ切るスタイルですが、最近の道場での碁を見ると戦いの力もつけてきてます。それをもっと出して欲しかった。
勝負に勝つには勇気が必要です。
そして鈍感でもダメです。危険を察知出来ないと、相手のパンチを食らって負けます。
危ないことも感じながら、ギリギリのところまで踏み込んで厳しい手を打つ癖をつけるのが大事です。練習の時でも本番でも。
これが本当に強い選手になるコツだと思います。