
囲碁の世界を知る
日本のレジェンド棋士に趙治勲名誉名人という方がいます。名前は知ってますよね?
昔その趙治勲先生がタイトル戦を打っている様子を奥様がテレビ中継で見て
「行儀が悪くて恥ずかしい」と言ったと聞きました。
不思議はないですね。チクン先生は対局中にいろんなことをするので
私も対戦していて、おちつかない思いをすることが多いです。
そのチクン先生が弟子を叱ったことがあるそうです。
「石をジャラジャラするな!」と。
お弟子さんは「先生いつもそれやっているのに・・・」と呆れたそうです。
つまりチクン先生は対局中の自分の動作について、自覚していないのです。
盤上に没頭すると、他のことはすべて無意識で処理しますから、記憶も自覚もないのは仕方ない面があります。
自分の行動を自分で知ることはむずかしい。ついてしまったクセは、中々治りません。子どものうちに気をつけることが大事だと思います。
棋士は対局姿を見られます。テレビ対局もあるし、YouTube中継もある。
勝ち上がるほど、強くなるほど、表情も態度もカメラで映されながら囲碁を打つことが普通になるのです。
見てくれる人がいるから、スポンサーがつく。プロ制度がなりたつのです。
プロは見られてナンボです。
見てくれるファンをがっかりさせないよう、姿勢と態度に心をくばりましょう。